バリ島ロスメン

バリ島で泊まるべき地元の格安宿 ロスメン の魅力

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バリ島といえばジュリア・ロバーツ主演の「食べて祈って恋をして」という映画の舞台にもなりましたね。

舞台になったバリ島にあるウブドという街は今や海外から来た旅行客でいっぱいになっています。

リゾートのイメージが強いバリ島ですが、バリ島独自の文化や生活も興味深いもの。

今回はそのバリ島の文化や生活に直接触れられる宿、「 ロスメン 」についてご紹介していきます。

 


 

 

ロスメンって何?

ロスメンの家

 

バリ島は日々物価の上昇が見られるそうで、旅人にとっては少し旅がしにくくなっているようです。

今やリゾートホテルに泊まろうと思うと一泊◯万円を払わなくてはいけないということも。

そこで旅人は安い宿を探しますが、バリでは自分の家の部屋を貸すという宿が存在します。

それがロスメンです。

バリ島では1つの家にたくさん部屋があるという作りではなく、敷地の中に何棟か部屋があるという作りになっています。

そのため旅人にそのうちの1棟を貸すということもバリの人からすれば容易なことなのです。

朝食付きの所も多いようですが、バスタオルやシャンプーなどのアメニティがないところが多いように思います。

ロスメンは地元の人が自分の家の一部を旅行者に貸すというのが一般的ですが、ホテルやバンガローとの明確な線引はないため多種多様になっています。

 

ロスメンの選び方

ウブドのロスメン

たくさんのロスメンが存在しますが、インターネットの宿予約サイトで検索して出てくるのは限られています。

シーズン中で宿が取りにくいという時期であれば別ですが、クタやウブドなどの観光地では現地に行ってみてから探しに行くという方法もあります。

この方法をおすすめする理由は実際にロスメンのオーナーに会って、自分の目で見て、自分で宿の値段を交渉できるというところが魅力だからです。

当日の少し早い時間に到着してからでも、たくさんのロスメンがあるので地元の人が話しかけてきたり話しかけて情報を聞いたりして宿を探しましょう。

そんな旅も、わくわくどきどきしていいのではないでしょうか。

私はリゾート地であるクタからウブドまでバスで行き、ウブドに降りた後に客引きしていたお父さんに「絶対おすすめだから、ぜひ泊まってってよ」と言われ6人家族のロスメンにお邪魔しました。

バスタオルやシャンプー、トイレットペーパーなどはついていませんでしたが扇風機つきで造りもバリを感じられるとても素敵な家でした。

 

ロスメンに安く泊まる方法

ロスメンは多種多様なため値段も本当にそれぞれ。

4,5年くらい前までは日本円で400円位で泊まれた ロスメンも、今や一般的には1泊100,000ルピア(2015.8.1時点で915円)以上というところが多いようです。

バリ島の物価が高くなってきた今、 ロスメンに安く泊まる方法があります。

それは長期滞在するという方法。

私は交渉した結果、ウブドで5日間宿泊して朝食付きで1泊100000ルピアくらいでした。

交渉するのも旅の醍醐味ですが、お互い嫌な気持ちにならないくらいの交渉にするのも大切です。

 

ロスメンの醍醐味

ケチャ

ロスメンの楽しみは、何といっても地元の人たちの生活を身近に感じられるということです。

私が泊めさせてもらったロスメンのお父さんはケチャというバリの伝統的な舞踏劇に出るということで見に行きました。

人数がすごく多いのでどれがお父さんかは見つけられず。

ロスメンをしている人は家族みんな英語を堪能に話せる訳ではありませんが、一緒の敷地に生活することによってバリの人の生活を垣間見れることができます。

バリにはバリ・ヒンドゥーという独特な宗教が存在します。

バリ・ヒンドゥーでは土地や先祖に対して信仰があり、けがれを避けて清浄に保つための慣習があります。

チャナンロスメンの朝ごはん
そしてその宗教の慣習はバリの人たちの日々の生活に今でもしっかりと根付いているということがロスメンに泊まって感じました。
その慣習の1つに、毎朝店の前や家の前に笹の葉で作った器にきれいな色の花などを乗せたチャナンと呼ばれるお供え物をするというものがあります。

私が泊まった ロスメン では毎朝お母さんが私たちの家(部屋)の前にもお供えしていました。

お祭りの前日にはお祭りの忙しい準備も見ることができ、よりバリ島が身近に感じれました。

朝食はお母さんお手製のバナナパンケーキとフルーツ、バリコーヒー。

パンケーキは普通のパンケーキ風とさくさくパンケーキ風が1日置きに出てきました。

どこの家の家庭料理も、お母さんの味って美味しいですね。

 


 

 

まとめ

・ロスメンに泊まる時は自分でバスタオルや石鹸、トイレットペーパーを用意しなくてはいけないこともある

・ロスメンは当日に現地の人から情報を聞いて探す

・安い宿に泊まるなら長期滞在で値段交渉

・寝る目的だけでなくバリ人の生活を感じてみよう

 

ロスメンの家族

 

バリでは1年中お祭りがあると言われているくらいたくさんのお祭りがあります。

祝日によってはすべての公共バスがストップしたり、お店が閉まったり外出、労働、灯火が禁止される日もあるので事前に調べておくことをおすすめします。

私がバリに滞在した時もお祭りがあったので公共バスは2日間くらいストップしていました。

また、バリ・ヒンドゥーでは、人の頭を触ったり左手でお金を触ったり食事をすることがタブーとされているので注意しましょう。

よりバリの生活が知れる ロスメン は安いだけではなくバリを身近に感じられるので1度は泊まってみるのをおすすめします。


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わくわくドキドキすることが大好きで色んなことに挑戦していけたらなと思っています。バックパッカーでしたが、最近は地に根を張ることを決め、ひとめぼれした場所に住んでいます。今まで生きることは「考えること」と思ってきましたが、最近はそれに「表現すること」という考えが新しく加わりました!毎日を大切に、あっという間に過ぎてしまう時間を大切にしていきたいです。

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