木の葉っぱが色づき秋が深まって来ましたね。
いきなり寒くなったのでびっくりしています。
さて、受験シーズンが段々と迫ってきましたが、日本人であればお寺に行って合格祈願をする人は多いはず。
今回、受験のみならず恋愛、スポーツなどの勝負事があったらぜひ行ってほしいお寺をご紹介します。
勝負事に強いばかりでなく、あるものがお寺のいたるところに出現して気持ちがほっこりするので、癒やし効果も期待できるお寺です。
〓大阪府箕面市にあるお寺「勝尾寺」
大阪の北の方にある箕面市というところにそのお寺はあります。
お寺の名前は 勝尾寺 といい、古くから勝負の神様がいるお寺として有名です。
平安時代、この寺の祈願力に時の朝廷、清和天皇の絶大なる権力も及ばなかった事から、「ここはまさに王に勝った寺」ご天皇みずからが「勝王寺」ご号した。以来、勝運信仰が盛んになり、源氏、足利、徳川・・・ご各時代の覇者たちがこぞって当山の勝ち運を祈りに参拝を重ねた歴史がある(勝尾寺ホームページより)
勝尾寺 は山に囲まれた所にあり、春にはさくらが、秋には紅葉が見られ、季節の移り変わりを感じることができるお寺です。
紅葉は大体11月初旬から11月末くらいまで見られるそうで、期間中の土・日・祝日は夜間ライトアップもされるそうです。
私が勝尾寺に行ったのは10月下旬でしたが、少しだけ葉っぱが色づき始めて来た頃でした。
〓お寺のいたるところに出現するものとは?
勝尾寺を歩いていると、お寺のいたるところにあるものが出現します。
そのあるものとは、だるまです。
まず、お寺に入るときに出迎えてくれるのが大きなだるまなのですが、お寺に向かう間にもたくさんのだるまに出会うことができます。
小さいだるまが「がんばれー!」と応援しているかのように佇んでいるお寺の階段を登ると、勝ちダルマ奉納棚があります。ここには願いが叶ったダルマが奉納されており、1体1体にそれぞれの物語があるそうです。
大きいダルマや小さいダルマがたくさん奉納されたその棚は圧巻です。
小さいダルマは本当に色んなところに出現するので歩いていて全く飽きません。
最初はダルマが何体いるか数えようかと思ったものの、おそらくすべて数えるのは不可能でしょう・・・。
もし挑戦した人がいたらぜひ教えてください!
〓おみくじもやっぱりダルマ
絵馬には合格祈願が書いてある絵馬がたくさん飾られていました。
そして社務所(お守りが売っているところ)にはおみくじがあり、その名もだるまみくじ!
小さいダルマの後ろにおみくじが詰まっています。
おそらく、これがお寺に出現するダルマなのか、とその時気がつきました。
微妙に顔が違うし色も違うので選ぶのに迷ってしまいますが、ピン!と来たダルマを選ぶべきなのでしょうね。
本堂の壁にも小さいダルマがいて、ほっこりします。
本堂がある場所からは山が一望でき、紅葉したらもっときれいなんだろうなーという感じ。
本堂を参拝し、下に歩いて行くと真ん中に石があるスペースがあります。
ここは、右回りに7周、左回りに7周歩いて真ん中の石に座って瞑想すると煩悩が取り除かれるという場所。
意外に大変でしたが、煩悩が取り除かれて頭がすっきりした気がします。
〓鯉のエサやり場
さらに下の方に歩いて行くと、鯉のエサやり場があります。
大きな池にたくさんの鯉が住んでいます。
最初はエサをやるつもりはなかったのですが、池を覗くとエサもないのにすごい勢いで鯉が集まって来たのでエサをあげることに。
それにしてもすごい勢いで小さな鯉からすごく大きい鯉までが一斉に集まって来るので圧倒されます。
この日はあまりエサをもらえなかった日なのかも。
〓おみやげ屋さんも充実
お寺を出るときにおみやげ屋さんを通って行くのですが、ダルマグッツやご当地土産もあって見るだけでも楽しかったです。
歩いて疲れたという方はお茶ができるところもあるので嬉しいですね。
おわりに
勝負事で有名な勝尾寺はダルマがたくさん見られる面白いお寺でもあります。
子ども連れの家族も来ていましたが、そこら中に現れるダルマに大はしゃぎ。
老若男女で楽しめる素敵なお寺です。
勝尾寺までのアクセス
JR大阪・地下鉄梅田駅から地下鉄御堂筋線で19分、千里中央駅下車でバスで31分、タクシーで20分
勝尾寺ホームページ http://www.katsuo-ji-temple.or.jp
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