ヨーロッパに行って食べたい食べ物 パート2をご紹介します。
今回はドイツ、イギリス、スペイン編です。
その国によって気候も違えば文化も違うので同じヨーロッパと言えども食は様々です。
〓ドイツ
ドイツは内陸でイタリアなどの食材に恵まれている国に比べて風土的に食材が少ないため、ドイツといえばじゃがいもにソーセージというイメージがあります。
私がドイツに行って食事した時もじゃがいもとソーセージは必須アイテム。
ホットドックにフライドポテト、そしてレストランに行けばマッシュポテトにソーセージ、そしてポテトスープ。
こんなに食べて飽きないの!?と思いますが、形や味を変えて色々な種類のじゃがいも料理、そして色々な種類のソーセージがあるのでドイツに行ったらじゃがいも料理とソーセージを食べることをおすすめします。
また、ドイツにはドイツ版の漬物があります。
その名もザワークラウト。
ザワークラウトはソーセージなどの肉料理の付け合せとして出てくることが多く、レストランでも家庭料理でも食べられるものです。
ザワークラウトはキャベツを千切りにして塩と香辛料を加えて重しを乗せて保管し1週間くらいで食べごろになるというまさにドイツの漬物。
味は酸っぱい酢のような味がするので酢が入っているのかと思いきや、入っていないようです。
私は食べたらやみつきになってやたらと食べてしまいますが、好き嫌いが分かれる食べ物のような気がします。
おそらく食べようと思わなくてもレストランでソーセージを頼めば必ず出てくるものなので食べることになると思います。
〓イギリス
イギリス料理はまずいとよく言われますが、実際どうなのでしょうか。
答えは正直に、「イエス」です。
そもそも美食文化というのがイギリスになかったようで、もしイギリスで見た目も美しくとっても美味しい料理を食べたのであればそれは食の文化が変わってきているということになると思います。
人によるのかもしれませんが、キャンプで一緒だったイギリス人も食に対するこだわりがありませんでした。
とりあえず肉を焼いて塩で食べるだけ、夜もトーストでもよし、パスタはオリーブオイルと塩のみの味付け。
イタリア人やフランス人がご飯を作るのに結構な時間をかけているのに比べてイギリス人の食事は簡素でした。
そんなイギリスに行って食べて欲しいのはやはりフィッシュアンドチップスそしてイングリッシュブレックファーストにティーです。
気軽に食べれて普通に美味しいです。
他にはイギリスで日本の納豆的存在の「マーマイト」も挑戦してほしい食べ物の1つ。
これはビールの酒粕を主原料としたパンに塗るペーストで、臭いがすごくて納豆と同様に好き嫌いが分かれる食べ物です。
私はオーストラリアでオーストラリア国民から絶大な支持を得ているマーマイトと同じようなペースト「ベジマイト」を食べたことありますが理解ができませんでした。
納豆の方が何万倍も美味しいです。
羊の内臓と香草などを羊の胃袋に詰め込んだスコットランドの伝統料理「ハギス」も有名。
私は挑戦したことないのですが勇気のある人は挑戦してみてはいかが?
〓スペイン
スペイン料理も南と北では全然違いますが、唯一スペインで私が行ったバルセロナで食べた美味しい料理をご紹介します。
スペインで食べて欲しい食べ物はタパス・ピンチョスとパエリアです。
タパスは日本の「お通し」の様な存在。
タパスの語源はスペイン語で「蓋をする」という意味があるそうで、ワイングラスにほこりが入らないようにチーズや生ハムなどで蓋をしていたことが始まりとされているようです。
タパスは小皿に少量の料理があり、種類も様々あります。
タパスを何種類か頼んでみるのも楽しいですし、そのお店のイチオシのタパスのみ食べてタパスのはしごをしても面白いと思います。
バルセロナで食べたマテ貝は、西日本では結構食べられるようですが東北出身の私はバルセロナで初めてその存在を知りました。
細長い貝でアサリの様なマテ貝はとっても美味しかったです。
マテ貝採りも普通に日本でもされているみたいなので今度挑戦してみたいと思います!
ピンチョスは様々な食材を串にさして一口で食べれるおつまみで、小さく切ったパンの上に色んな食材を乗せて串でさしてあるものがよく見るピンチョスです。
バルセロナに行くと様々なタパスやピンチョス、そしてパエリアが食べられますが、お店を選ばないとただ見た目がきれいなだけの観光客向けのお店がたくさんあるのでお店に行くときは事前に調べるか地元の人に聞いてみるのがおすすめです。
地中海の町ではより新鮮な魚介が手に入るので魚介好きで本当の味を求めるのであれば地中海の田舎に行ったほうがいいかも。
バルセロナで食べた美味しいタパスのお店
Cervecería Catalana
営業時間:月〜日:9:00〜1:30
人気のお店なので予約して行ったほうが安心です。
おわりに
同じヨーロッパなのに本当に食文化が違うなーと記事を書きながら思っていました。
しかし日本のように島国ではなく隣の国にすぐ行けてしまうヨーロッパでは隣接する国の食文化を取り入れている地域もあります。
しかしその反面、イギリスとフランスは食に対しては正反対。
それはフランスと対立していたイギリスが食文化も対立してフランスのように優雅におしゃべりをしながら食べるということをしなかったという歴史的背景もあるようです。
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