憧れのドレッドヘアー。
そこまで憧れていはいなかったけど、ドレッドをする機会があって何も考えずに海外にてドレッドにしてしまった私。
ドレッドが完成するまでの長ーい道のり、そしてドレッドにしてからはその大変さを身にしみて感じました。
ドレッドにどうしてもしたいという人はそんな悩みはなんのそのかもしれませんが、知っていて損することはないと思います。
ということで、今回はドレッドの方法と ドレッド にする6つのデメリットをご紹介していきます。
〓ドレッドにする方法
ドレッドにするには色々な方法があるようです。
4つ編みにした後に逆毛を立てて髪の毛を絡ましていく方法や、パーマをあてて髪の毛が絡みやすい状態にしてからドレッドにする方法、そしてパーマをあてずにかぎ針だけで編んでいく方法などです。
私はかぎ針だけでドレッドを完成させる、ナチュラルドレッドと呼ばれる方法でドレッドにしました。
私はオーストラリアでドレッドにしたので日本ではどういう風にドレッドにするのか詳しく分かりませんが、オーストラリアではこのナチュラルドレッドが人気です。
〓ナチュラルドレッドには相性がある
このナチュラルドレットは本当にクシとかぎ針だけでドレッドを完成させるので、あとは個人の髪質が重要になってきます。
北欧人に多い絹の様な髪の毛のドレッドはまず髪をとかすところから大変のようですし、髪が細くてとってもやりにくいとか。
そして日本人のまっすぐな直毛もやりにくいようです。
ではどんな髪質がドレッド向きかというと、猫っ毛だそうです。
猫っ毛のあなた、迷わずドレッドをお試しあれ。
〓ドレッドのデメリット①痛み
残念ながら超直毛でおへそのちょっと上くらいまであった私の髪の毛はドレッドにするのがそりゃもう大変でした。
実は、ドレッドを作っていく方も相当大変なのですが、ドレッドをされる方も大変なのです。
その理由が痛みです。
特に根元のドレッドを作る時は髪の毛が引っ張られてとっても痛く、場所によっては痛すぎる所も。
痛みに弱い私は根元の部分のドレッドを作る時は覚悟してからでないとへこたれそうでした。
②髪の毛が洗いにくい
ドレッドヘアーの人は髪の毛を洗わない、もしくはあまり頻繁には洗わないと思っている人が多いのではないでしょうか。
安心してください、ドレッドでもちゃんと髪の毛を洗っていますよ。
洗い方はバケツにシャンプーを薄めてそれに髪の毛をひたしてもみ洗いしたり、そのままシャンプーをつけて頭皮を洗って次にドレッドの部分を洗うという洗い方をします。
ドレッドは結構泡立ちがいいんです。
ただ、髪の毛を洗うのは結構面倒。
しっかり洗おうとしても根元の部分はなかなか指が届かないところがあったり、ドレッドの部分はしっかりと洗うことができません。
そして乾かす時も厄介。
ドレッドをしっかり乾かすのに結構な時間がかかってしまいます。
しかも乾かさなかったり生乾きのままでいると生乾きの臭いがしたりと不衛生なのです。
③ドレッドをやめようと思ったら坊主
ドレッドをやめて別の髪型にしようと思った時、まずはそのドレッドをどうにかしなくてはいけません。
ドレッドをどうにかするには色んな方法があります。
ドレッドの種類にもよると思いますがドレッドを外してストレートパーマを当てれば普通の髪の毛になることもあります。
しかしある程度の長さをほどくのは結構な時間がかかるので、ロングの場合は自力でほどくのは1日以上かかりそうです。
時間がない人は美容師さんに頼んでみましょう。
ドレッドをしていた部分をほどくというのは美容師さんも大変だろうし何となくほどくことをしたくなかった私は、女なのに坊主にしてしまいました。
坊主はドレッドに比べて頭を洗うのが楽だし乾くのも早いし爽快感があるのですが、やはり一応女の子なのですね私も、人前に出る時はカツラを被っています。
ドレッドをやめる時は坊主にしなくても大丈夫ですが、髪の毛が傷んでること間違いなし。
もうこの際切ってしまおう!となる人も多いかもしれません。
その時は一応カツラの準備をお忘れなく。
坊主で普通に街中歩けるやい!と思っていても意外にも乙女だったりします。
④夏はむれる
私は冬にドレッドにしたのでむれるということはあまりありませんでしたが、汗をかいた時はかゆくなったり早く切りたい!と思うようになりました。
毎日お手入れをして清潔にしていれば不衛生ということはあまりないと思いますが、ドレッドをする人は毎日お手入れをするような人でないように思います(私も含めて)
ただ、夏のドレッドは人によりますが本当に大変という話も聞くのでドレッド初心者は冬から始めた方がいいかもしれません。
夏とドレッドはとっても合うのだけれどもね。
⑤寝るときに髪が邪魔
ぼこぼことしたドレッドは、寝るときに邪魔になります。
ドレッドが痛くなく邪魔にならないポジションがあるのですが、それを探すのも大変。
とっても眠たい時はそれも気にならないし、そもそも気にならない人もいると思いますが。
寝る時だけでなく、車に乗っている時に寄り掛かる時も少し邪魔になります。
とにかく、神経質な人には不向きかも。
⑥満員電車ではちょっと迷惑
ドレッドにしていると自分の頭の大きさが分からなくなることがあります。
そしてドレッドが人に当たるとチクチクしてとっても迷惑。
特に日本の満員電車やバスなどでは意識していても知らぬ間にドレッド攻撃していることも。
そんな時はすっぽりドレッドが隠れる帽子をかぶりましょう。
〓もちろんメリットも
ドレッドのデメリットのみ書いてしまい、ドレッドをする気が失せてしまった人も多いのではないでしょうか。
でも、私がドレッドにして後悔したことはありませんでしたし、ドレッドにビーズをつけたりドレッドを活かした髪型に挑戦したりととても楽しめました。
そしてドレッドにしていることで話しかけてくれる人も多かったので人との出会いが多くなります。(ちなみに話しかけてくる大半はおばちゃん)。
おわりに
ドレッドはただ単におしゃれでするのではなく、ドレッドにする精神を大事にしている人も少なくないはず。
ドレッドはそう簡単にできるものではないので覚悟がいりますが、この記事を読んでもなおドレッドにしようか悩んでいるならば、即するべきなのではないでしょうか。
人生一度きりですよっ。
ドレッドのお手入れ方法についてはドレッドお手入れ方法をご覧ください。
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