ワーキングホリデーで人気のフルーツピッキング。
こんなにもフルーツピッキングが愛される理由はどこにあるのでしょうか?
実際に私が働いてみて愛される理由が分かりました。
今回はワーホリでフルーツピッキングをおすすめする4つの理由をご紹介していきます。
〓外で働くことの気持ちよさ
それまで屋内のクーラーや暖房が効いたところで外の気温も分からずに仕事をしていた私にとって、外での仕事というのはどんなものかと未知の世界でした。
フルーツピッキングはビニールハウスで、という所もあるかもしれませんがほとんどが外での仕事になります。
ストロベリーピッキングを例にすると太陽が昇ってくるのと同時に仕事が始まり、太陽が沈む頃に終わります。
また、チェリーピッキングは午後過ぎくらいの太陽が照っている時間帯になるとチェリーが柔らかくなりすぎてピッキングが困難なため暑くなってきたら今日は終わりという所が多かったです。
こんな感じで、フルーツや野菜の種類によってもピッキングをする時間帯は異なることがあります。
実際に外で仕事をしてみての感想は、「太陽って気持ちいいー!」ってことと、仕事をしたという感覚がものすごいということ。
もちろん屋内で仕事をしていた時もちゃんと仕事をしていましたが、仕事をした後の達成感というかやりきった感は屋外でピッキングをした時とはまた別ものでした。
それは1日1日の気温はもちろん風や雲の流れ、匂いなどなど、色んなことを体感しながら仕事をしているのに加え、強い雨が降っても太陽にどんなに強く照らされても仕事があるためだと思います。
改めて、農家さんってすごいなーと本当に感心。
しかも高齢の方がされている現状には頭が上がりません。
屋内でしか仕事をしたことがない方、屋外での仕事もおすすめです。
〓農業がより身近になる
天候にものすごく左右される野菜や果物。
そりゃあ野菜や果物だって生き物ですから人間と同じように風邪もひけば調子が悪い時だってあります。
元気に育ってくれるように、農家さんは様々な苦労をして育てているのです。
ピッキングの仕事はただただピッキングだけやればいいという訳ではないこともあり、農家によっては野菜や果物が元気に育ってくれるように苗周辺の雑草抜きや苗の管理を任す所もあります。
私がピッキングの仕事をした農家は雑草抜きや苗の管理に対しては給料が出ないこともあったのですごく嫌な作業でしたが、今思えばいい勉強になったなと思ってます。
ピッキングだけでも経験することで、スーパーに並ぶ野菜や果物に対してとても身近に感じ、見る目が変わります。
〓キャンプ場のみんなと仲良くなれる
ピッキングの仕事を募集している農家は広大な敷地を持っていることが多く、その敷地内で自由にキャンプをして生活していいよという農家も多いです。
お金がない旅人は家賃タダに惹かれ、その最低限の設備しかないガランとした敷地に自分が気に入った場所を見つけそこを”ホーム”とします。
ホームは自分たちが住みやすいように趣向を凝らしてアレンジします。
どこかから拾ったテーブルやイスを持ってきたり、表札を作ったり、簡易冷蔵庫を作ったり。
そして住人が増えてくると夜にみんなでキャンプファイヤーをしたり、ご飯を作り合ったり、音楽をしたり、それは楽しい時間になります。
色々な国から色々な人が集まって楽しい時間が過ごせるのは本当にかけがえのないものです。
まさに、プライスレス。
家でぬくぬくなんの不便もなく過ごすのもいいですが、不便しかないキャンプで試行錯誤して生活するのもまたたまりません。
〓シーズン中は給料が良い
ピッキングの仕事は時給の所もありますが、歩合制の所の方が多いです。
時給制の所はすごく競争率が高く、誰かの紹介だったりオーナーと仲良くなったりしないとなかなか手に入れられないということも。
歩合制の場合、農業は天候によって左右されることが多いため、シーズン前になかなか稼げないからといって辞めていく人が多いように思います。
安定した給料が欲しいという方にはやはりピッキングの仕事は難しいかもしれませんが、ゆるくお金をかけずにでも生活していけるという人にはピッキングの仕事は向いています。
そして最初はなかなか稼げなくても、シーズンが到来すると2倍、3倍と稼げるようになってきます。
もちろん歩合制なのでシーズン到来しても頑張らなければいい給料はもらえません。
シーズンがどれくらい続くかも分からないので運にはなりますが、ゆるく、辛抱強く待ってみるのもいいのかなと私は思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ピッキングの仕事も色々と大変ではありますがとてもやりがいがあり楽しい仕事です。
しかし農家によって給料や待遇など様々で、給料をなかなかくれないという問題のある農家もあります。
事前に疑問点などをしっかり聞いてお互い気持ちよく仕事ができるといいですね。
ワーホリで仕事に悩んでいる方はぜひピッキングの仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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